BLOG(心に残った関係書籍や映画など)
映画「赤ひげ」
黒澤明監督「赤ひげ」
「人間の一生で臨終ほど荘厳なものはない。それをよく見ておけ。」赤ひげ新出医師が若き保本に患者の死に立ち会う時に言います。この映画が公開されたのが1965年。その頃はまだ「ターミナルケア」などという言葉もおそらくなかったかと思います。今だからこそ医療や介護など学ぶことがたくさんある映画でした。
服部信考著「パーキンソン病の自宅療法」
映画「レナードの朝」
「人生は喜びであり、贈り物であり、自由で素晴らしいものだ」レナードは、目覚めて「普通の生活」を過ごしてのセリフは、日常を当たり前に過ごしがちな私にハッとさせられるシーンでした。
この映画を脳神経内科医の長谷川嘉哉先生が「医療介護学生に見て欲しい映画」として、医学的な視点で解説しています。
河合隼雄著「ユング心理学入門」
自己実現には「時」がある。河合隼雄
私の中でその言葉はとても深く心に響きました。また、突然にも関わらず、ひとりの人間にその者に合う言葉を真剣に探して頂いた河合隼雄先生の姿勢にただただ頭がさがりました。 どんなに地位が高くなっても多忙でも、ひとりの人間に真剣に向き合う姿は、いろいろな著書の中で河合隼雄先生が示された臨床姿勢となんらぶれずに変わらないことに驚きと深い学びがありました。